
iPadの感想を少し書きたいと思います。
スペックは、当初の噂通りでした。驚いたのは、価格でしょうか。1000ドル前後と言われていたのが、半分の499ドル。これはお見事。基本的な性能は、iPhone / iPod touchの大型版です。kindle(amazon)に対向するため、Appleが電子書籍事業に本格的に参戦というところでしょうか。
個人的には、Mac OS XとiPhone OSの中間ぐらいのものを想像していただけに、少し残念でした。iPadは、iPhone同様シングルタスクなので、例えばiWork(Mac版のWordやExcelみたいなもの)を起動しながら、メールをチェックしたり、safariで探し物をしたり、Twitterにポストしたりすることができません。またFlash非対応のため、表示できないホームページがあります。これはAppleの信念といいますか、FlashよりもHTML5を優先するということなんでしょうね。今更どうこう言うべき問題ではないかもしれません。でも、iPhone / iPod touchなら”携帯端末”というカテゴリだけにFlash非対応でも許容出きますが、iPadの大きさで表示できないホームページが存在するということは、少し気になるところですね。
また最大のウリである電子書籍事業も、日本では前途多難です。日本の出版社が積極的に電子書籍に参入するかといえば、なかなか話は前に進まないでしょう。そういった問題を考えると、iPadが一般に広がるには、時間がかかると思います。しかし、それはiPhoneリリース時にも同じことが言われていたので(ワンセグ見られない、お財布携帯使えないなど)、世界中の購入者が新たな魅力をクリエイトすれば、何の問題もない話なのかもしれません。
大学や高専といった高等教育機関、また、医療機関などでiPadを大量導入するのは面白いかもしれませんね。分厚い専門書や教科書を持ち歩かなくて済むし、加筆・訂正箇所があれば、無線LANや3Gからダウンロード。HD動画でe-Learning、課題をiWorkで提出など、活躍出来る場所は色々ありそうです。
一般の方々にとっては、3G回線の契約内容によって面白くなるかもしれません。余程のことが起こらない限り、iPad(3G)はソフトバンクからリリースされるでしょうが、万が一、ドコモから出れば、エリア範囲の広さから言っても魅力的な製品になります。また通信会社に限らず、携帯電話の契約と同一でiPadを購入できるとか、パケットの追加料金を取らないとか、そういった戦略が取られれば、物凄く楽しいことになりそうなんですけどね。